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循環器系への影響

現代の日本はストレス社会といわれるほど現代人はストレスを感じることが多くなっていて、心身共に異常を生じやすくなっています。

ストレスを感じてノルアドレナリンが分泌されると、血圧や心拍数が上がり心臓や血管の負担が増えます。いわゆる高血圧です。

高血圧が続くと、血管の内皮に傷が生じ、そこにコレステロールがたまると、動脈硬化が起こります。 また、ストレスにともない交感神経が興奮すると、血液を固めやすくする血小板を活性化させ、血液を粘性が高い状態となります。

さらにストレスから活性酸素が生じ、動脈硬化が起こります。 動脈硬化の恐ろしいところは、血管が詰まることです。心臓で詰まれば、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患になります。

脳などで詰まれば脳梗塞を引き起こします。狭心症は、通常、激しい運動などをしたときに胸痛をうったえるもので、これが進むと、心筋梗塞となります。心筋梗塞は心臓の一部が壊死した状態で、死に至ります。

脳梗塞では、脳に血流が途絶え酸素がいきわたらないため、これも死に至る病気です。、現在では、カテーテル手術で動脈硬化の部分を摂り除くこともでき、早期発見により治療が容易にできるようになりました。

また、虚血性心疾患は飲み薬や貼付剤でコントロールすることも可能です。 また、ストレスから生じる狭心症の中に安静時狭心症というものもあります。運動時に胸痛が起こるというわけではなく、深夜から明け方の安静時に胸痛が起こるというものです。これは、動脈硬化が原因ではありません。

詳しいことはまだよくわかっていませんが、安静時に分泌される物質により冠動脈の強い痙攣によって起こることが原因とされています。安静時にも運動時にも起こる場合もあり、労作兼安静時狭心症と呼ばれています。

高血圧は腎臓にも影響を及ぼします。高血圧が続くと、腎臓の糸球体にも動脈硬化が起こり、腎不全を引き起こします。 このように、ストレスは循環器系へ及ぼす影響が大きいのです。